冬になると白菜漬けを食べたくなります。
この時は自家製の白菜漬けを使いました。
白菜漬け用にと、畑で白菜を育ててみましたが
2年連続でうまくいかず。。。
その代わり、春先にとう立ちした白菜を
おいしくいただきました。
昨年、3度目にしてやっと白菜を収獲することができました。
白菜はミニ白菜くらいの小ぶりなものです。
畑の白菜を越冬させるには
外側の葉で白菜を包み、ヒモで結びます。
霜が降りるとこんな感じになります。
これは「頭縛り」と言うそうで、
寒さが厳しくなると、白菜は甘みや栄養分を増していきます。
今回は、この小ぶりな白菜で漬物を作りました。
長さはペットボトルと同じ位で、かなり小さめです。
白菜漬けは、作り方の工程がとてもシンプルで
10日間で完成します。
準備するもの
白菜漬けに必要なものは以下のとおりです。
白菜と赤とうがらしは自分で育てたものを使いました。
白菜・・・・・・2つ
塩・・・・・・・白菜の重さの4%
重石・・・・・・白菜の重さの2倍
昆布・・・・・・10cm四方を数枚
赤とうがらし・・数本
漬けだる・・・・2つ(1つでも可)
白菜漬けの工程
白菜漬けの作業工程は3つだけ。
本漬けして1週間経つと、白菜漬けの完成です。
①陰干し(1日目)
②下漬け(2日目)
③本漬け(4日目)
以下、実際の工程を一つ一つご紹介します。
※ご注意ください※
白菜漬けは2回作って、作業行程を画像撮影しています。
画像の日付が前後しているものがあります。
1日目:陰干し
白菜を水洗いし、包丁で根元に十字の切り込みを入れます。
手で裂いて4分割にします。
根元が割れると、カンタンに分割できます。
手で裂いてもキレイな感じですね。
陰干しします。
大きいザルがなかったので、
ビニール袋を敷き、タオルを広げ、白菜を並べました。
2日目:下漬け
陰干しは半日程度で良いそうですが、
こちらは1日経った状態です。
白菜の芯が起き上がっていますね。
白菜の重さを測り、塩を用意
白菜の一番外側の葉を取り除いて
重さを測ります。
白菜の重さは2つ合わせて1688ℊでした。
塩は4%分(67ℊ)を用意します。
漬けだるに並べる
漬けだるの底に塩を振ります。
その上に白菜を並べ、塩を振ります。
さらに白菜を並べ、塩を振り
一番上に白菜の外側の葉をかぶせます。
最後に塩を振り、分量の塩を使い切ります。
押しぶたをして、重石(白菜の2倍の重さ)を乗せます。
3日目:水が上がる
下漬けの翌日がこちら。
まだ水は上がってきていません。
漬けだるを傾けると、水分が出ているのがわかります。
4日目:本漬け
下漬け2日後がこちら。
水が上がってきていますね。
漬けだるを少し傾けただけで、
こんなに水分が出ているがわかります。
さっそく本漬けをします。
小さい漬けだるを用意します。
白菜の水気を軽く絞って、小さい漬けだるに移します。
昆布や赤とうがらしを入れます。
押しぶたをして、下漬けの半分の重石を乗せます。
6日目:途中経過
本漬けした後は1週間そのままにしておきます。
本漬け2日後はこんな感じ。
水が上がってきていますね。
完成が楽しみです。
10日目:本漬け1週間で完成
本漬けして1週間後がこちら。
アップで見ると、すっかり水が上がっていますね。
取り出すのはとても冷たいです。
軽く絞ってまな板の上に。
つまみ食いしたい衝動をなんとかおさえつつ
盛りつけます。
ご飯に巻いて食べるのもおいしいし、
こまかく切って納豆に混ぜてもおいしいです。
白菜漬けを使ったレシピといえば
岐阜県の「漬物ステーキ」は有名ですね。
試してみたい気持ちはあるのですが、
その前に全部食べきってしまいそうです。
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