故郷に戻ってから、
冬には白菜の漬物を作るようになりました。
漬け樽や重石は、亡き母が使っていたものを
そのまま使っています。
材料は白菜、塩、昆布のみ。
シンプルな白菜漬けはそのまま食べてもおいしいし、
刻んで納豆に混ぜるのも格別です。
納豆に白菜漬け!?シャキシャキ食感がたまりません!
自分で育てた白菜を漬物にしてみよう、と思い立ち
昨年、畑に種をまいてみました。
が、種まきの時期が遅かったようで
白菜はうまく育たず、季節は春に…
4月になると、だんだん茎が伸びてきて
菜の花みたいな花が咲き始めました。
白菜は、この画像のように葉が重なって球状になりますが
私が種まきした白菜は、菜の花みたいに見えます。
白菜の花についてネット検索してみると
「とう立ち菜(ナ)」と言い、食べられることがわかりました!
とう立ちの「とう」とは、花を咲かせる茎のことで
その茎が伸びてきた状態を「とう立(ダ)ち」と言うそうです。
とう立ちの「とう」は「花茎(花を咲かせる茎)」のことで、
花を咲かすための花芽のついた花茎が伸びてきた状態のことを
「とう立ち(薹立ち)」または「抽苔(ちゅうだい)」といいます。
引用:野菜のとう立ちについて(やまむファーム)
野菜のとう立ちについて(やまむファーム)
こちらのサイトには、白菜のとう立ち菜は
「なかなか市場に出回らない希少価値の高い」野菜と紹介されています。
白菜は球状にならなくても、失敗ではなかったのですね。
とう立ち菜はどんどん伸びてくるので、画像の赤丸の部分を収穫します。
収穫した状態はこんな感じです。
ゆでてみると、
菜の花ほどクセがなく、甘くておいしい!
パスタやそうめんとの相性もバッチリです。
白菜の花が咲き始めたのは、前回の記事を書いた頃。
春を知らせる「くきたち菜」とは?
くきたち菜とともに、
とう立ちした白菜も毎日の食卓を彩っています。
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