我が家のすぐそばに畑があります。

 

母がいろんな野菜を育てていたその場所を、

いまは私が引き継いでいます。

 

最近、ようやく収穫できるようになったのが

「くきたち菜(ナ)」。

 

去年の秋に種まきしたものの、

時期が遅すぎたため発芽せず失敗していました。

 

その後、12月に近所のHさんから苗をいただき

大事に育てていました。

 

今年の冬は何度も雪が降りましたが、

くきたち菜は枯れずに緑のまま冬を越してくれました。

 

そして。

 

4月になってあたたくなると

茎はぐんぐん伸びて、菜の花みたいなつぼみがふくらんできました。

 

私が種まきした「くきたち菜」はこちら。

パッケージ画像は小松菜っぽい感じですね。

 

こちらのパッケージのほうが実物に近いような気がします。

収穫したてのくきたち菜はこちら。


お皿において、アップで写したのがこちら。

やわらかそうな感じが伝わるでしょうか。

くきたち菜は「菜の花」の仲間だそうで、

見た目もなんとなく似ている気がします。

 

くきたち菜は、葉も茎もやわらかくて

甘みが強く、ほんのりした苦みもあります。

 

寒さに負けないために、葉っぱに糖分を蓄え冬を越す、

だから甘いのですね。

 

くきたち菜はそのやわらかさのせいでしょうか、

日持ちしないようで、スーパーではなかなか見かけません。

 

見かけるのは「地元の野菜コーナー」位なので、

私は故郷に戻るまで、その存在をすっかり忘れていました。

 

とても恥ずかしい話ですが、

私は「くきたち菜」を料理した経験が無く、

当然、育てるのも収穫するのも人生初の出来事でした。

 

旬の野菜を育て、取れたてを食す。

 

何もかも初めてのことだらけですが、

この経験は貴重でぜいたくなのかもしれませんね。

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