前回は、100円ショップのラーメンどんぶりで

レンジで玄米ご飯を炊く方法をご紹介しました。

レンジで玄米を炊けるか?100均のラーメンどんぶりで試した結果とは?

 

今年は9月中旬になっても30℃を超える日が続いていて、

いま現在もレンジで玄米ご飯を炊いています。

 

同じ容器で、白石温麺をレンジでゆでてみました。

 

たっぷりのお湯でゆでたほうがおいしいのはもちろんですが

暑い日が続くと、火を使わないレシピに頼りたくなります。

 

今回は、麺を冷たくして食べる場合のゆで方を

ご紹介します。

 

白石温麺の特徴

 

「白石温麺」はしろいしうーめんと読み、

宮城県白石市の特産品です。

 

白石温麺はそうめんの一種ですが、製法に違いがあります。

 

一般のそうめんは、麺同士がくっつかないように

表面が乾燥しないように、麺の表面に油を塗ります。

 

白石温麺は油を使わず、

うち粉(でんぷん)を振りかけながら製麺します。

 

見た目はそうめんより太く、長さ9cmと短いのが特徴です。

 

そうめんと比べてみると長さは全然違いますね。

 

1束は100gで、手のひらにおさまるサイズです。

 

太さの違いはこんな感じ。

 

ぱっと見た感じは

白石温麺のほうが少し太いかな?というイメージでしょうか。

 

そうめんのゆで時間は、1分半から2分が一般的ですが

白石温麺のゆで時間は3分。少し長めですね。

 

白石温麺の歴史

 

白石温麺は、今から400年余り前の江戸時代初期に誕生しました。

 

白石市は、伊達家の重臣片倉小十郎が築いた城下町で

そこに住んでいた鈴木味右衛門は

胃腸の弱い父親のために、消化が良い、油を使わない麺を作ります。

 

油を使わない麺は胃に負担がかからず、

父はおいしいと食べ、病気が回復しました。

 

この話を聞いた白石城の城主・片倉小十郎は

心温まる話と感動し、暖かい心の麺、温麺と名付けました。

 

白石温麺をレンジでゆでる方法

 

100円ショップのラーメンどんぶりを使ってゆでます。

 

使った電子レンジは500Wです。

 

レンジの機種によっては

仕上がりに多少の誤差が発生する場合があります。

 

1束(100g)をレンジでゆでる方法

 

工程は以下の4つです。

 

①水を250㏄入れ、フタをして3分チン

②白石温麺を入れてかき混ぜる

③フタをせず3分チン

④水洗いして麺のぬめりを取る

 

水に白石温麺を入れてチンする方法も試しましたが、

麺のぬめりが取れにくいと感じました。

 

まず水をあたためてから白石温麺を入れたほうが

ぬめりも取れやすく、おいしく感じました。

 

実際に試した結果を画像でご紹介します。

 

①水を250㏄入れ、フタをして3分チン

見た目には水と変わらない感じです。

(容器の内側に気泡が見えることもありました)

 

②白石温麺を入れてかき混ぜる

麺がくっつかないようにかき混ぜると

お湯が少し濁ります。

 

③フタをせず3分チン

お湯が少し残っていますが

フタなしのおかげで全くふきこぼれずにすみました。

 

④水洗いして麺のぬめりを取る

 

2回水洗いした後がこちら。

麺はくっついておらず、やわらかく仕上がりました。

 

失敗例

 

水250mlに1束入れて5分チン(フタあり)

 

 

水250mlに1束入れ3分チン、かき混ぜて2分チン(フタあり)

 

どちらもお湯が吹きこぼれ、

1番目は麺がくっついてしまいました。

(2番目は麺はくっつかずに済んでいます)

 

2束(200g)をレンジでゆでる方法

 

同じ容器で2束ゆでてみました。

 

工程は以下の4つです。

 

①水を500㏄入れ、フタをして4分チン

②白石温麺を入れてかき混ぜる

③フタをせず4分チン

④水洗いして麺のぬめりを取る

 

水も麺も量が増えた分、チンする時間も長くなります。

 

わかりやすいように4分ずつチンしています。

 

実際に試した結果を画像でご紹介しますね。

 

①水を500㏄入れ、フタをして4分チン

見た目は水と変わりませんね。

 

②白石温麺を入れてかき混ぜる

 

麺を入れた直後がこちら。

 

かき混ぜるとお湯が少し濁ります。

 

③フタをせず4分チン

 

④水洗いして麺のぬめりを取る

 

2回水洗いした後がこちら。

麺の量が多いので、ほんのりあたたかい部分もありました。

 

白石温麺はどこで買える?

 

白石温麺は袋入りと箱入りの2種類があります。

 

袋には3束入っていて、

私の地域では一年中スーパーで買うことができます。

 

箱売りは10袋入っていて

これからの季節、特売になることも多くとても助かります。

 

箱入りは通販サイトでも扱っています。

白石温麺の協同組合は、電話で注文を受け付けています。

白石温麺の電話注文(奥州白石温麺協同組合)

 

白石温麺のお店

 

7月に「秘密のケンミンSHOW極」で

白石温麺が紹介されました。

 

番組で紹介されたお店「やまぶき亭」はこちら

うーめん料理専門店やまぶき

 

白石市観光協会が作成したうーめんマップには

15店紹介されています。

「秘密のケンミンSHOW極」で、白石名産「白石うーめん」が紹介されました!!

 

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