2月13日夜に起きた大きな地震から、まもなく1週間。
被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧できるよう願ってやみません。
我が家は、大きな被害は無かったものの
地震2日後の大雨・強風、そしていまもなお続く余震に
心が落ち着かない状態です。
地震当日の午前中、私は畑にいました。
日中あたたかくなってきたし、ニンニクに追肥しよう。
そう思って、ニンニクを植えた部分にかぶせていた
マルチ(黒いフィルム)をめくろうとしました。
が。
土はカチカチに凍っていました。
1か月ほど前、春のきざしを感じるなんて書いていましたが
冬至から1か月。春のきざしを感じます。
いまだに雪が舞うのですから、土はまだ凍っているのでしょう。
畑の作業はすぐに諦めて、土手の作業をしました。
土手は、去年の夏以降手つかずのままで
木にからみついたツルや枯れた雑草で雑然としています。
とはいえ、雑草が枯れたおかげで土手の状態が把握でき
落ちていたゴミやブロックを片付けることができました。
久しぶりの外での作業は心地よく、
いよいよ畑作業が忙しくなる♪と気持ちがワクワクしました。
その夜。
私はテレビをつけながら、
パソコンでメルカリのサイトを見ていました。
そして、23時8分。
グラグラと揺れを感じ、あれ?と思った瞬間
家全体が大きな音を立てて揺れました。
携帯の緊急速報が聞こえましたが、
その音をかき消すほどグラグラと大きい音で揺れが続きます。
テレビに目をやった途端、家の中は真っ暗になりました。
部屋はパソコン画面だけが明るく光っています。
激しい横揺れの中、私は何もできませんでした。
私は身動きできないまま
ただひたすら、揺れがおさまるのを祈っていました。
激しい揺れは1分ほど続いたでしょうか。
揺れがおさまると、部屋は嘘のように静かになりました。
あぁ、助かった!
ほっとしたところで、部屋の電気がつきました。
そこでやっと、我に返りました。
その夜は、いつでも逃げられる格好で過ごし
数日間、気を張った状態が続きました。
今回の地震で痛感したのは
いざとなると、自分は何もできない。
ということ。
いざというとき、いかに命を守るか。
命を守る行動とは何か。
コロナ禍のいま、
東日本大震災から10年を迎えようとしているいま、
今回の地震は、自分の行動や考えを見つめなおすきっかけとなりました。
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