2月13日夜に起きた大きな地震から、まもなく1週間。


被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く復旧できるよう願ってやみません。

福島県沖地震(2021年)Wikipedia

 

我が家は、大きな被害は無かったものの

地震2日後の大雨・強風、そしていまもなお続く余震に

心が落ち着かない状態です。

 

地震当日の午前中、私は畑にいました。

 

日中あたたかくなってきたし、ニンニクに追肥しよう。

 

そう思って、ニンニクを植えた部分にかぶせていた

マルチ(黒いフィルム)をめくろうとしました。

 

が。

 

土はカチカチに凍っていました。

 

1か月ほど前、春のきざしを感じるなんて書いていましたが

冬至から1か月。春のきざしを感じます。

 

いまだに雪が舞うのですから、土はまだ凍っているのでしょう。

 

畑の作業はすぐに諦めて、土手の作業をしました。

 

土手は、去年の夏以降手つかずのままで

木にからみついたツルや枯れた雑草で雑然としています。

 

とはいえ、雑草が枯れたおかげで土手の状態が把握でき

落ちていたゴミやブロックを片付けることができました。

 

久しぶりの外での作業は心地よく、

いよいよ畑作業が忙しくなる♪と気持ちがワクワクしました。

 

その夜。

 

私はテレビをつけながら、

パソコンでメルカリのサイトを見ていました。

 

そして、23時8分。

 

グラグラと揺れを感じ、あれ?と思った瞬間

家全体が大きな音を立てて揺れました。

 

携帯の緊急速報が聞こえましたが、

その音をかき消すほどグラグラと大きい音で揺れが続きます。

 

テレビに目をやった途端、家の中は真っ暗になりました。

 

部屋はパソコン画面だけが明るく光っています。

 

激しい横揺れの中、私は何もできませんでした。

 

私は身動きできないまま

ただひたすら、揺れがおさまるのを祈っていました。

 

激しい揺れは1分ほど続いたでしょうか。

 

揺れがおさまると、部屋は嘘のように静かになりました。

 

あぁ、助かった!

 

ほっとしたところで、部屋の電気がつきました。

 

そこでやっと、我に返りました。

 

その夜は、いつでも逃げられる格好で過ごし

数日間、気を張った状態が続きました。

 

今回の地震で痛感したのは

いざとなると、自分は何もできない。

ということ。

 

いざというとき、いかに命を守るか。

命を守る行動とは何か。

 

コロナ禍のいま、

東日本大震災から10年を迎えようとしているいま、

今回の地震は、自分の行動や考えを見つめなおすきっかけとなりました。



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