先日、いとこが亡くなりました。

 

いとこは同じ町内に住んでいて

気さくな性格もあって、母は何かと頼りにしていました。

 

母が旅立った後は、ちょくちょく顔を出してくれ

しんみりせずに済んだ、そんな思い出があります。

 

朝早く、親戚が訃報を知らせに来てくれました。

 

親戚が手にしていた紙には「故 ●●●●(いとこの名前)」と

書かれています。

 

それは葬儀案内でした。

 

名前を見た瞬間、驚きのあまり声を上げてしまいました。

 

満年齢は68歳。

 

ここ2年ほど闘病していたようですが

それでも、旅立つには早過ぎる。

 

「オレは(年齢が)一回り上なんだ」と話す親戚は

いとこと隣近所なので、複雑な心境でしょう。

 

親戚から受け取った葬儀案内には

こんなことが書いてありました。

通夜、葬儀は親族のみで執り行います

尚、御供物、御香典等については辞退いたします

 

2~3年前、同じ葬儀場で行われた家族葬では

そのような文言はありませんでした。

 

辞退という言葉は気になるものの

兄の分の香典も持って、最後のお別れに行ってきました。

 

いとこの表情は安らかで、

今にも起き出しそうな雰囲気だったせいか

不思議と涙が出ませんでした。

 

ちょこちょこ交流があったいとこなのに、

なぜ涙が出なかったのか。

 

いとこは長生きしないだろうなぁ、と

そんな気持ちで見ていたせいかもしれません。

 

20年以上前の話です。

 

母はいとこの食生活を心配していました。

 

いとこは子どもたちが小さい頃に離婚し、

いろいろ大変だったとは思います。

 

が、子どものためには良くない、と母が指摘するほど

食に関して心配な点があったようです。

 

それは、いとこと会う機会が増えると

すぐにわかりました。

 

母が心配していたのはこの事か、と。

 

1年ほど前に、こんなニュースを目にしました。

独身男性は寿命が短い?!生活習慣に注意を(第一薬品工業株式会社)

 

このニュースは納得できる点もあったので、

生活習慣をふり返るきっかけにもなりました。

 

いとこは、このニュースで紹介されたデータと

同じような寿命で旅立ったわけです。

長年身についた習慣はなかなか変えられない、

これは私自身もそうです。

 

一気に習慣を変えるのは難しいですが、

少しずつ少しずつ変えることは出来そうです。

 

健康で長生きするには、

日々の小さな積み重ねが大事だと、あらためて痛感しました。

 

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