毎年5月になると、町から集団検診の案内が届きます。

 

集団検診は6月下旬で、土日を含む1週間ほどの期間で

実施されています。

 

初めて集団検診を受けたのはコロナ禍の時期でした。

 

会場はあちこちで仕切りが立てられて、

椅子をこまめに消毒する方がいたりと

大変な労力が費やされていました。

 

いまはだいぶ状況も変わりましたが

年々、検診そのものが進化しているなと感じます。

 

会場の座席の配置が変わったり、

手続きの順番が入れ替わったり、

ほんの少し変えただけに見えますが

前年よりも待ち時間が短くなったと感じます。

 

よりスムーズに進むようにと

細かいところが改善されているのでしょうね。

 

問診票はここ2~3年の間に

紙ベースからWEBでの回答に変わりました。

 

以前は、このようなファイルに問診票を入れて

検査会場を移動していました。

いまは、受付を終えるとカードが発行され、

そのカードをファイル前面のポケットにセットしています。

 

カードは名刺くらいのサイズで

画像の赤枠部分にセットされます。

カードは個人データとつながっているようで

血圧などを測る時には、

カードの上に機器(赤矢印が指すような薄い箱型)を置きます。

目の前にはパソコンが置いてあり、

測った瞬間に前年の数値とともに結果が表示されます。

 

血圧は、一昨年までは2人の看護師さんが

腕に帯を巻きつけたり加圧したり、手動で測っていました。

 

昨年から看護師さんは1人になり、

自動血圧計で測るようになりました。

 

血圧計は2台置いてあり、看護師さん1人で

2人ぶんの血圧測定を担当します。

 

上の数値が130を超えた場合はもう一度測り、

低い数値を採用する、という事も1人で対応します。

 

血圧だけでなく、身長、体重、腹囲も

測定するとすぐにパソコン画面に表示されていました。

 

その後、医師の問診に続きます。

 

医師は、測定データと事前にWEB上で回答していた問診結果を

パソコン画面で確認しながら受診者との話を進めます。

 

その後、眼底検査や採血もサクサク進み

検査の後半を迎えます。

 

後半は心電図、胸部レントゲン、胃の透視が続き

着替えなどの関係で少し待ちますが、それでも数分程度です。

 

胸部レントゲンの撮影後、レントゲン室から出ると

パソコン画面にレントゲン画像が表示されていました。

驚きのあまり「えっ??これは今撮った画像ですか?」と

たずねる私。

 

「そうです、画像もこんなにクリアなんです」と

担当の方は親切に答えてくれました。

 

検査が終わると、2年分の測定データがプリントされます。

このデータを元に、保健指導の要否を判断するのですね。

 

ここまででかかった時間は約1時間。

 

水も食事も摂らずに受診するわけですから

時間の短さは本当にありがたい。

 

最後に、減塩レシピを試食し

減塩醤油のサンプルをもらいました。

渡されたチラシにはキッコーマンの減塩レシピが書いてあります。

味の素やカゴメなど、いろいろな企業が

健康づくりを応援するメニューを紹介してるんですね。

ふくしま健康応援メニュー(福島県ホームページ)

 

こちらは減塩のコツが書かれたチラシ。

とてもわかりやすいし、手元に置いておけるので

しっかり活用したいと思います。

 

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