再生野菜といえば「大根」のイメ―ジがありますね。
再生野菜は、野菜のヘタや根元などを
土や水につけて栽培し再生させることをいいます。
リボーン・ベジタブルとか、略してリボベジとも
言われますね。
普段は捨ててしまうような部分を再生させて
実際に収穫できるなんて楽しいし、節約にもなります。
冬から春先にかけては緑の野菜が不足しがちなので
再生野菜は冬を越せるのか?収穫できるか?試してみました。
先に結論を
昨年10月以降、4種類の野菜を再生してみました。
まず簡単に結論からお伝えします。
越冬できて収穫できた野菜
小松菜
水菜
越冬できたが収穫はイマイチ
ネギ
越冬できなかった野菜
春菊
10月から試した訳
我が家には畑があり、育てている野菜が
食卓を彩り豊かにしてくれます。
春、夏、秋それぞれに旬の野菜が楽しめる一方で
冬に収穫できる野菜はほぼゼロ、という状態になります。
10月中旬には種まきが終わり
一から野菜を育てる、という作業がなくなります。
10月11月はいろいろと野菜を収穫できる時期なので、
収穫した野菜を再生してみることにしました。
再生した方法
試した再生野菜は、4種類すべて畑で育てました。
実際に作業したのは以下の3つだけ。
①野菜の根を水につける
②畑に植える
③植えた後、数日間水やりをする
①野菜の根を水につける
これは小松菜の根です。
収穫してから1日~3日後に植えることもあるので
それまで水につけておきました。
自家製の野菜なので長い根っこがついていますが、
スーパーで買った野菜でも根元が残っていれば再生できるようです。
②畑に植える
植えた場所は、畑の空いていたスペースです。
植える前に土をやわらかくしましたが、
肥料は全く使っていません。
③植えた後、数日間水やりをする
水やりをすることで、土と根がなじんで
根の張りが良くなるのだそうです。
土の表面が乾いてきたら水やりします。
3つの作業が終わった後は、ほったらかし状態です。
再生野菜は越冬できないかも、という思いもあったので
手間をかけず様子を見守ることにしました。
小松菜
10月10日、根元を畑に植えつけました。
植えつけたのはキュウリを育てていた場所で、
支柱がそのまま残っています。
約1か月後がこちら。
12月2日、だいぶ葉が育っていますね。
12月18日、雪が降っても小松菜はピンと立っています。
この後何度も雪が降り、真冬日も続きましたが
小松菜はしおれず、何度か収穫することができました。
3月28日、とう立ちしていますね。
脇からもぐんぐん伸びてくるのですぐに収穫します。
菜の花にちょっと似ていて甘さもあり
とてもおいしいです。
水菜
10月8日、根元を畑に植えました。
すぐ隣に「かき菜」の種をまいていて、
空いたスペースに水菜の根元を植えています。
11月8日、少し育ってきていますね。
奥に映っている「かき菜」も順調に育っています。
11月17日、上記画像の9日後ですが
水菜もかき菜もぐんぐん育っています。
この後、水菜の勢いは無くなったように見えました。
元気そうな水菜だけプランターに移し、室内で育てました。
室内の水菜は2~3回収穫できました。
(画像はありません)
4月4日、畑の水菜が元気になってきました。
長さはそれほどありませんが、収穫すると
サラダ1回分くらいはありますね。
別のスペースに植えていた水菜もぐんぐん伸びています。
一方、室内の水菜は4月以降伸びなくなってしまいました。
ネギ
11月27日の画像がこちら。
すでにネギの青い部分が伸びています。
この日、いくつかネギの根元を追加で植えています。
ネギは20~30本畑に残っていたこともあり、
再生したネギは収穫せずそのままにしていました。
そして4月5日。
再生ネギは半分ほどダメになったような気がします。
青い部分をこまめに収穫すれば、薬味などとして
十分利用できたかと思います。
春菊
11月11日、春菊の根元を写しました。
根がしっかりしているので、再生できそう!と期待がふくらみます。
11月13日、畑に植えました。
この後、年末になってもほとんど育ちませんでした。
収穫せずに残していた春菊は雪でダメになりました。
春菊は寒さに強いイメージがあったので
意外な結果となりました。
番外編(準備中)
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