我が家の土手に育ったシュロの木を自分で伐採しました。

 

こちらのサイトを参考にして作業しました。

庭木の伐採を自分で安全にやる方法(くらしのマーケット)

 

 

前編ではシュロの皮をむいたところまでご紹介しました。

シュロの木の伐採はむずかしい?実際にやってみた方法とは?【前編】

 

シュロの皮をむいてみると、

実際の幹の太さは約12cmだとわかりました。

(画像は撮影角度の関係なのか、太さ10cmに見えます)

 

2日目の作業前がこちら。

最初は、この状態で伐採しようかと考えていましたが

まずは皮をすべてむくことにしました。

 

シュロの木はかなり重たいらしいので、

枝や皮を残した状態で伐採すると後の処理が大変です。

 

枝や皮をできるだけ取り除いて、

少しでも木を身軽にしてから伐採することにしました。

 

枝と実を除去

 

シュロの木は、幹の部分だけでも高さが2.5m位あります。

 

上のほうについている枝や実は、

手が届く範囲で、無理なくできる範囲で取り除きました。

 

枝や実、からみついていたツルを取り除いたのがこちら。

 

前後を比べるとスッキリしたのがわかります。

 

 

皮を全部むく

 

皮をむく作業は、最初の2~3枚は大変ですが

その後はとても簡単になります。

 

1本の枝についている皮が、幹を一周しているのがわかりますね。

この状態で、皮は縦50cm、横40~50cmほどあります。

 

枝を下に引っ張ると皮も一緒に下にめくれます。

 

繊維は引っ張ってもちぎれないので、

枝と皮の境目をハサミで切ります。

皮は1枚ペロンと下にめくれるので、

皮の根元をハサミで切ります。

 

1時間後の状態がこちら。

手が届く範囲で皮むきをしました。

 

次に、木の下部分の皮をむきます。

 

作業は40分ほどで完了しました。

足元に大量の皮がありますね。

皮を片付けて、2日目の作業は終了しました。

 

3日目。

いよいよシュロの木を伐採します。

 

大きな木を伐採するのは初めてなので

緊張が走ります。

 

慎重に作業することを誓いながら

朝、仏壇の前で手を合わせました。

 

作業前の状態がこちら。

天気がいいと自然と気持ちも上がります。

 

ロープを張る

 

木を倒したい方向にロープを張ります。

 

ロープを張っておくと

木が予想外の方向に倒れる可能性が低くなるそうで、

万が一に備えてロープを張ることにしました。

 

図のように、土手の上に太い木があります。

家にあったロープは細めだったので、

太い木とシュロの木を2本のロープで結びました。

 

 

ナタを使って伐採

 

皮をむいたシュロの木がこちら。

幹の直径は12cmで、皮の根元が残っています。

 

 

ノコギリは使えそうにないので、

ナタを使って伐採することにしました。

 

父が生前愛用していたナタですから、

だいぶ年季が入っています。

 

幹が太い木の切り方

 

 

幹が太い木の切り方は、

こちらのサイトでわかりやすく解説されています。

庭木の伐採を自分で安全にやる方法(くらしのマーケット)

 

ざっくりまとめるとこんな感じです。

幹に2か所、図のように切り込みを入れ

木の重みを利用して倒します。

 

倒れる様子はこんな感じです。

 

 

実際にナタでつくった受け口がこちら。

幹にナタを当てると、皮は意外ともろくて

それほど力を入れなくても切り込みができました。

 

5分位でこのような状態になりました。

次に、反対側にも切り込みを入れます。

 

切り込みを2つつくって、

木を倒したい方向に押すと簡単に倒れる

と思っていましたが。

 

実際は、切り込みを2つつくっても

シュロの木はびくともしませんでした。

 

なので、切り込みを2つとも

幹の半分くらいまで深くしました。

 

そして。

 

倒したい方向である土手の斜面にシュロの木を押すと、

簡単に倒れました。

ナタで切り込みをつくり始めてから20分足らずで

この状態になりました。

 

近くで見ると断面はこんな感じです。

 

伐採した幹は想像以上に重く、

下におろすだけでも大変でした。

この状態では重すぎて、

幹を持ち上げることも、動かすことも不可能です。

 

ところが、ロープを引っ張ると幹はずるずると移動し、

意外なほど簡単に動かせることがわかりました。

 

この後は、幹をさらに短くすれば片付けも進みます。

 

枝や皮は、自治体のゴミ出しルールに合わせて

まとめていきます。(画像はほんの一部です)

シュロの木の伐採は

やってみるとそれほどむずかしくありませんでした。

 

むしろ、枝切りや皮むき、それらの片付けなど

伐採にともなう作業のほうが時間がかかりました。

 

シュロの木を育てるなら、

鉢植えのほうが大きくならずにいいかもしれませんね。

 

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